生活の中にある花言葉!
以前、美しさの変わらない雑貨として画期的な「ハーバリウム」について書きました。
今回は「お花」つながりとして、「花言葉」をテーマに選んでみました。
花言葉を耳にする機会も少ないとは思いますが、実は生活の中には花言葉にちなんだ習慣がたくさんあるんです。
ちょっと先どりではありますが、母の日に贈るカーネーションを例に、花言葉について書いてみました。
花言葉の始まりは恋人たちの愛の言葉のやり取りから!?
日ごろの感謝の意味も込めて、母の日に赤色のカーネーションを贈る人は多いのではないでしょうか。
母の日が近づくと、街中にカーネーションが売られていること、その中でも主流の赤色が多いという理由で、赤色のカーネーションを選んでいるという方もいらっしゃるのかもしれません。
しかし、赤色を選んでいる理由の奥底には、赤色のカーネーションの花言葉に「母への愛」という意味があるからなのかもしれませんね。
そもそも、花言葉とはなぜあるの?
とふと疑問に思ったので、調べてみました。
花言葉の起源は諸説ありますが、有名なのはトルコ発祥の説のようです。
発祥は、17世紀頃のトルコだと言われています。トルコでは、恋人への贈り物として、文字や言葉ではなく、「花に思いを託して恋人に贈る風習(セラム)」があったそうです。
出典元:「花言葉の歴史」
愛を伝えるのに言葉なんていらない!ということでしょうか。
とても素敵な発想だなと思います。
男性からお花をプレゼントさせることだけでもロマンチックなことですよね。
そのお花にも意味が込められていて、自分のことを想って選んでくれたと思うと、とてもうれしいものですね♪
同じ花でも本数や色によって意味が違う!?奥深さのある花言葉
お花の種類は同じでも、本数や色によって意味が変わるって知っていましたか?
代表的なバラとカーネーションを例として挙げます。
バラは、
1本は「一目ぼれ」「あなたしかいない」
3本は「愛しています」「告白」
100本は「100%の愛」
ちなみに、
108本は「プロポーズ」
だそうです!
出典元:「Wedding Park Magazine」
カーネーションは、
赤色→「母への愛」「母の愛」「感動」
ピンク色→「感謝の心」「温かな愛情」「美しい仕草」「女性の愛」
黄色→「軽蔑」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」
白色→「亡き母をしのぶ」「あなたへの愛は生きている」「尊敬」
出典元:「trend-town」
同じ花でも花言葉が使われる国によってまったく違うものがあります。
花言葉は国の歴史、風習、神話や伝説から生まれ、宗教も関わってくることや、輸入された花言葉を日本人に合うように新たな意味を追加したことによって、複数の意味を持つようになったそうです。
色だけでなく、本数によっても花言葉が変わるなど、調べれば調べるほど奥深さがあるなと感じます。
もともとの花言葉に色んな意味が後から追加され、ひとつの花に複数の違う言葉が当てはめられていることを思うと
花言葉自体とても自由で、相手との関係性によって伝わるものが変わってくるんだろうなと思います。
花言葉はあくまでも遊び心として知っておいて、こっそり隠された想いを伝えるのはいかがでしょうか。